子どもを産まないという選択
こんばんは。にゃんころです。
27歳の私ですが、最近、結婚や出産のことを考えています。
(これは自分の中である程度考えがまとまるまでに実に長い時間を要しました・・・)
特に今回は子どもを産むという選択について書きたいと思います。
社会人になるまでは、自分もいつかは結婚し、いつかは子どもを産むんだろうなと思っていました。漠然と。
でも20代後半になった時に、じわじわ考え始めたんです。
本当に結婚や出産は必要なのかと。
【会社の男の先輩に言われた一言】
結婚して子どもができた若い男の先輩に、こう聞かれたことがあるんです。
「にゃんころちゃんって、子ども好き?」
私は何も答えられませんでした(>_<)
だって好きじゃないからです!!
でもここで好きじゃないと言ったら、子どもの話をしている先輩も反応に困るじゃないですか!!
なんでここは女子らしく(!?)、
「好きなのかどうか、あまり小さい子とふれあう機会がないので、なんともです^^;」
とどうにか答えを振り絞ったぁぁぁ。
女だからって子どもが好きって訳じゃないんですよね。
なんかこういう質問をされた時ってとても辛いです。
でも逆に、好きじゃない、という気持ちが本音なんだなぁと思った瞬間でした。
【子どもが好きじゃないのに、産もうとする心理】
そんな私でも、子どもを産み育てることを迷ったことだってあります!
それはやっぱり、周りの影響や、昔からいつかは結婚や出産をすると思っていた自分がいたからだと思います。
産まなきゃ後悔するかも、とネットで見たりして、、
その時間はとても苦しかったです。
だって答えは出ないし、将来後悔するかどうかなんてわからないから。。
逆にネットで、そんなに考えるなら産まなきゃいいじゃんという意見を見たりして。(そういう簡単なことではない。。と思いながら)
そして会社の後輩ちゃんも同期もぞくぞく出産し始める状況。
みんな幸せそうだぞ!?なのに自分はこのままでいいの!?てか会社の中で私だけ結婚してないし子どももいないし、周りからどう思われているんだ!?もうやだ!!
みたいな感情が生まれてくるわけですね。
それに別の時には、彼の子どもを見てはみたいなぁと。
産んだらどんな生活が待っているのかなぁと。
そういうことも考えるわけです。
【私が子どもを産まないと決めたとき】
ある時、彼氏のわんころ君とホームセンターに行きました。
そこにペットショップがあって、動物大好きな私は見学に^^(昔は実家でうさぎを飼っていたんですよ~)
そしたら、かわいい柴犬がいたんです。
それから数日考えて、将来、彼と犬の3人暮らしをきっちり想像し続けることができたんです!
子どもを産み育てることを考えたとき、なんだかずっと辛かったんです。
けれど、彼と犬の3人暮らしを想像した時、楽しい気持ちしかしなかった。
私の思い描く将来というものを初めて明確にできた瞬間でした。
【なぜ子どもを産みたくないと思うのか】
まず先ほども書いたように、子どもが好きではないからです。
何を話せばいいかわからないのもあります。
あとは泣いている子どもなんかを見ると、不快な気持ちになります。
赤ちゃんは泣くものです。
そんな不快な毎日がくると思うと耐えきれません。
赤ちゃんの泣き声を聞くと胸が大きくなるなんて聞いたこともあって、電車とかで泣き声が聞こえたときに、大きくなるからいいじゃないと自分に言い聞かせましたが、無理なものは無理でした(何してんだ私^^;)
そして私は私に自信がありません。
初めから、自信のある親なんていない、なんて言いますが、そういうことではないんです。
まずもって私は自分の遺伝子を残したくないんです。
運動音痴だし、要領悪いし、親にわがままだと言われてそだったので、こんな性格の人間が生まれると思うとかわいそうですし、顔や肌質も良くないし、そんな自分に似るかもしれない子を愛す自信がありません。
私の親も若いころは話を聞かなかったり、気性が荒かったので、自分も子どもとどう向き合って話を聞いてあげればいいのかわからないですし、手をあげてしまわないか、不安です。
産んだら子どもに対する気持ちが変わるとか、産んでから考えようみたいなのは、私にはできません。
あとは子どもを産んでいる女の先輩に話しを聞いたりすると、毎朝4時起きしてる、と言ってました。
自分がぼろぼろになってでも子どものために、という人生を歩みたくないと思いました。
仕事でも時短勤務はやはり肩身が狭いですし、器用にこなすことができない私には、仕事と子育てをやりくりすることは困難だと思います。
今、そういった生活をされている方は、人間的にも、体力的にも、精神的にも、すごいなと思わされるばかりです。
それから自分は嘔吐恐怖症でして、、この文字を打つのさえ鼓動が早くなりそうなんですが、子どものそういったのを見ていくのが、怖くてどうしようもないです。
そして私は誰かに愛されるということが、まだ足りていないように思います。(自分でこんなこというのも本当にいやらしいですが、本心なので書かせてください。)
親の愛情をうまく受け取れなかったのかもしれません。
彼の前でぽろぽろ泣いたり、わがままを言ったり、まだまだ受け止めてほしい気持ちの方が大きいんです。
私は小さい頃貧乏な生活をしていましたし、親の夫婦仲を取ってみても、耐える生活、といった感じでした。
私には姉がいますが、姉の息子に私の親が何でも買ってあげているところを見たりすると、すごく苦しくなって泣きたくなるんです。
この先、彼の愛情も、親の愛情も、自分で受け取りたくて仕方ないのだなぁと思うことがあります。
こんな大人ってありなのか!?と自分をまた責めたくなる時がありますが、これがここまで育ってしまった自分という人間なんだなと思うしかないかなと思っています。
【子どもを産まない女性をもっと理解してほしい】
子どもを産まない女性は、少子化を止めることに貢献していない。
そんなことを言う方もいらっしゃいますよね。
でも自分たちの思い描く将来に子どもがいた方がいいから産んだ、っていう人たちの方が、私は無責任な気がしてしまうんです。(賛否両論あると思いますが、今日だけは書かせてください。。)
子どもを産み育てることも、犬を飼うことも、全ては自己満足のためにあると思っています。
もちろんすごく子どものことを考えて産む方もいると思います。
けど産まない決断をした人の方が、実は子どものことをよく考えていたりすることも事実です。
子どもを産み、育てることは、本当にすごいことです。大尊敬です。
ただ産まない人だって考えてるんだってことを、少しわかってほしくて書きました。
私もわんころ君と自分の子どもがどんな姿なのか、見てみたい。
見てみたいけど、それだけで一人の人の人生の始まりを作るには、自分という人間にはまだまだ足りないことが多すぎると思っています。
【不妊と闘う親友への想い】
私の同級生や周囲に、不妊で悩んでいる方々が結構います。
不妊と向き合いながらも、子どもを産みたいなと思える親友が、羨ましいなと思ったことがあります。
なぜなら子どもを産む流れの方が、あたりまえな世の中だからです。
私は産みたくない!産み育てる自信がない!と思っていたので、普通の流れ的なものを普通に考えられる思考が、いいなぁ、と思うこともありました。
だから聞いてみたんです。
どうしてそんなに子どもがほしいのか。
お金もかかるし、痛いし、大変なことが増えるのに、なぜ?
すると親友ちゃんは
「なんでだろうね。本能みたいなものかな。
自分と自分の夫はあくまで他人。
でも子どもは唯一、2人から生まれてくるもの。
そんな子を、私は見てみたいからかな。」
本能かぁ!!!
私はそれを聞いて、気づかされたことがありました。
たくさんの愛情を受けて育った親友ちゃんなんだな、と。
だからこそ治療を頑張ってでも産み育てたいのだな、と。
素敵な家庭で育ったんだね、とお話ししたら、そうだと思う、とお話ししてくれました。
素敵な家族の姿を知っているから、愛情を知っているから、子どもを愛すことも本能でできるのだろうなと思いました。
その純粋な気持ち、とても素敵です!!
【最後に】
子どもについてはいろいろ考え方があると思います。
この社会に人が1人増えるだけでどれだけ環境に悪いことをしているのか、と考える人もいるでしょうし。
でも自分にとって楽しい将来を思い描けることが、一番大切なのではないかと思います。
社会がどうとか、周りがとうどか、それよりも、自分の人生を大切に生きていくことが何よりもの親孝行で、1番最高の生き方だと、最近は考えております!!
そして、その人生の選択の中で子どもを持ちたいと思える心をお持ちになられた方、それだけでとても素敵なことです。
もし不妊で悩んでいる方がいれば、私は、その産みたいという気持ちを持てるだけで素敵なことだと思っています。
だからそんな自分を責めないでほしいなと思っています。
そして産まない選択をしている方も、こんな健康な27歳が意見を書いていてイライラされる部分もあるかもしれないですが、いろいろな考え方があるということを書き記しておきたく、今回は文章にいたしました。
にしても、結婚や出産や育児でこんなに悩むときがこんな早くして訪れるなら、就活よりもこういった人生のことについて学校ではもう少し教えてくれてもいいんじゃないかと愚痴がこぼれちまいます!ははは
それでは今日はこれで。
おやすみなさい(-_-)zzZ
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